ルーツを辿る・1

まず、「影響を受けた」という観点から、中井のルーツを振り返ってみます。

小学生編
金田一少年の事件簿

名探偵コナン」は話を読むという感じだったので、多分初めて「推理もの」として触れたのは「金田一少年」です。
私はアニメから入ったんですが、漫画を読んだときには、それまでに読んだ漫画にはない独特の雰囲気にただただ呑まれていたのを覚えています。

中学生編
はやみねかおる夢水清志郎シリーズ」

魔女の隠れ里 名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)

魔女の隠れ里 名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)

その流れで、ドラマ「双子探偵」の原作と知って読みました。いきなり4巻の「魔女の隠れ里」から。
とにかく当時の私には面白くて、シリーズをどんどん読んでいくことに。


それまでも本を読むことは好きだったんですけど、「自分はどういう本が好きなのか」ってことは解っていなかったんですよ。
でも、何かを作る過程を説明した本とか、怪談系はよく読んでいましたね。
今思うと、それがルーツのような気がしないでもない……。