死神の浮力作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2013/07/30メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (49件) を見る死神の調査期間=死なない期間が、そのまま命懸けの攻防に利用されており、映画のようでした。

密室蒐集家 (ミステリー・リーグ)作者: 大山誠一郎出版社/メーカー: 原書房発売日: 2012/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 39回この商品を含むブログ (22件) を見るテーマとしては「少年と少女の密室」みたいなのは好みですが、自分が密室のホワイにあ…

陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2009/08/30メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 23回この商品を含むブログ (118件) を見る「地球を回す」が読んだ当時あまり好きではなくて続刊も読んでいなかったの…

白眉は「観客はただ一人」ですね。逆説と、芸と人生を巡る構図がいかにも連城らしくて好きです。

少女Aの殺人 (中公文庫)作者: 今邑彩出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2010/07/23メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る

つきまとわれて (中公文庫)作者: 今邑彩出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/02/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (17件) を見るほんとなんで今まで読まなかったんだろう。 「吾子の肖像」みたいなテーマは、実は大好物…

時鐘館の殺人 (中公文庫)作者: 今邑 彩出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2012/05/23メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る夜中に読んで恐い思いをしました(笑) 「よもつひらさか」でも思ったのだけど、今邑彩の恐怖の中心にあ…

よもつひらさか (集英社文庫)作者: 今邑彩出版社/メーカー: 集英社発売日: 2002/09/20メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 13回この商品を含むブログ (29件) を見るミステリもありますがフェアプレーよりも真相のインパクト重視で、やはりホラーの良短編集。…

以下ネタバレにつき畳みます。

新アルバムを聴きました！まず前提として、マイフォというバンドはバックグラウンドありき、つまりメンバー全員が所属バンドの解散を経験しており(うち１人に至っては機材もすべて売り払い音楽から引退しようとしていた)、そこから結成したバンドであるとい…

美濃牛 (講談社ノベルス)作者: 殊能将之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2000/04メディア: 新書 クリック: 12回この商品を含むブログ (42件) を見る横溝的なガジェットがひとつの無駄もなく整理される、逆説の面白みすらさらりと書かれるのが却って印象的な…

ガストン・ルルーの恐怖夜話 (創元推理文庫 (530‐1))作者: ガストン・ルルー,飯島宏出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1983/10メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (8件) を見る胸像たちの晩餐、ビロードの首飾りの女、恐怖の館が良かった。…

defspiralのアルバムインスト、私物サインの会に行ってきました！ 私物サイン会に本を持っていくのが好きなのですが、defspiralではやったことがなかったのでどれにするか悩みに悩んで、中井英夫「虚無への供物」に。アルバムのタイトルがVoyageだし、デカダ…