2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

篠田真由美「黒影の館」読了

黒影の館 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス)作者: 篠田真由美出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/01/09メディア: 新書 クリック: 9回この商品を含むブログ (23件) を見るシリーズセミファイナルであり、「灰色の砦」をはじめとする既刊の伏線が含…

篠田真由美「一角獣の繭」

一角獣の繭 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス)作者: 篠田真由美出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/06/08メディア: 新書 クリック: 2回この商品を含むブログ (36件) を見るミステリ的なテーマはあるもののシリーズ終盤に向かってのステップ(大幅…

篠田真由美「わたしはここにいます」

わたしはここにいます (カッパ・ノベルス)作者: 篠田真由美出版社/メーカー: 光文社発売日: 2013/07/18メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (4件) を見るさいはての館シリーズということで、輪王寺家の人が登場するのを承知で読んだのです…

泡坂妻夫「しあわせの書 迷探偵ヨギ ガンジーの心霊術」

しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 (新潮文庫)作者: 泡坂妻夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1987/07/31メディア: 文庫購入: 24人 クリック: 286回この商品を含むブログ (90件) を見るこれは凄いな、稚気とは狂気であると感じた……。

泡坂妻夫「毒薬の輪舞」

毒薬の輪舞 (講談社文庫)作者: 泡坂妻夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 1993/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (10件) を見る派手ではないですが逆説が面白い使われ方をしていた。

連城三紀彦「誰かヒロイン」

誰かヒロイン (双葉文庫)作者: 連城三紀彦出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2009/01/14メディア: 文庫この商品を含むブログ (6件) を見る双葉文庫併録の「ヒロインへの招待状」がミステリの良作でした。グリーン車の切符を譲った老婦人の謎に始まり、教会での…

高原英理編「リテラリーゴシック・イン・ジャパン 文学的ゴシック作品選」

リテラリーゴシック・イン・ジャパン: 文学的ゴシック作品選 (ちくま文庫)作者: 高原英理出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2014/01/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (7件) を見る 特に気に入ったもの 宮沢賢治「毒もみのすきな署長さん」 横溝正史「…

斎藤肇「思いがけないアンコール」

これは良かった! 語り口の軽さと事件の雰囲気(探偵小説趣味満載)とのちぐはぐな印象を持ちながら読み進めていきましたが、先輩の推理が核心に近づくにつれ、その違和感までがしっかりあるべき真相に収まっていく。

東野圭吾「宿命」

宿命 (講談社文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 講談社発売日: 1993/07/06メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 63回この商品を含むブログ (244件) を見る

東野圭吾「新参者」

新参者 (講談社文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/08/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (30件) を見る所轄に移動となったことから足で捜査する方法が中心となっている。長編だが日常レベルの細かい謎-解決を一話ごとに織り込んだ…

篠田真由美「ドラキュラ公 ヴラド・ツェペシュの肖像」

ドラキュラ公―ヴラド・ツェペシュの肖像 (講談社文庫)作者: 篠田真由美出版社/メーカー: 講談社発売日: 1997/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見るドラキュラ伯爵のモデルとなったワラキア公ヴラドの物語。東洋史との関わりが細かく書かれてい…

連城三紀彦「夕萩心中」

夕萩心中作者: 連城三紀彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 1985/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る花葬シリーズの作品は再読。「花緋文字」が好きでした。

連城三紀彦「恋文のおんなたち」

恋文のおんなたち (文春文庫)作者: 連城三紀彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1988/06メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る執筆や家族関係に関するエッセイ、対談、5つの掌編を収録した本。 手紙についての章で悲鳴をあげました。 女性、とり…