赤木かん子・編「あなたのための小さな物語２　安楽椅子の探偵たち」

「翻訳は読みにくい。しかし、子供向けレーベルなら読みやすいかも」と捜してみると、ありました。ジュブナイルの棚にも古典がずらり。
アンソロジーですがこの巻は「安楽椅子探偵」テーマで短編４作収録。

・ベン・ヘクト「十五人の殺人者たち」
・ハリイ・ケメルマン「九マイルは遠すぎる」
・フィリス・ベントリィ「登場人物を探す作者」
・天藤真「多すぎる証人」

本命は「九マイル」。読みたかったのに手に入らず、ここでようやく読めた。面白いぞ！
いっそ古典はジュブナイル版で読もうかなぁ。
でも一番読みたいクイーンの本はないんだよな……