有栖川有栖「ジュリエットの悲鳴」

ジュリエットの悲鳴 (角川文庫)

ジュリエットの悲鳴 (角川文庫)

倒叙あり、SF犯人あてあり、ショートショートありのノンシリーズ短編集。鉄道登場率高いです。
「夜汽車は走る」のラストはとても印象的でした。倒叙仕立てのストーリーが崩れるその決め手が、いっそう孤独を呼びこむよう。
表題作「ジュリエットの悲鳴」もそうでしたね。ロック・ミステリ読みてぇ。