佐々木丸美「罪灯」

罪灯 (創元推理文庫)

罪灯 (創元推理文庫)

偶然で人を殺せる確率も、その犯意さえも、簡単に転びうるナイフエッジにすぎない。
その危うい挟間と一瞬の飛躍は、少女の心の動きを描く佐々木丸美だからこそ書けるのだと思います。