佐々木丸美「風花の里」

風花の里 (1981年)

風花の里 (1981年)

これで<孤児>四部作も完結。経済小説でもあるのですが、何が凄いって少女の生き方です。恋することを「会社の思惑」として宿命づけられながら、自分の感情としてその恋心のまま暴走しプロットを全うするという。