連城三紀彦「牡牛の柔らかな肉」

牡牛の柔らかな肉 (文春文庫)

牡牛の柔らかな肉 (文春文庫)

反転と嘘を重ねて騙し続けるコン・ゲーム小説。ある企みのための三億円奪取と、尼の目的へと収束する終盤の伏線回収が読みどころです。