- 作者: 太田忠司
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 1998/12/01
- メディア: 文庫
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だってこの人、妹の彼氏に試練を出したんですよ! 嬉しそうに言うことではありませんが、千鶴を助けるためならと殺意まで抱いたんですよ!
実際、志郎にとって千鶴は「大切」なんでしょうが、兄×妹っていうのはやたらと近親相姦がどうと歪められていたり、あるいは萌え要素やギャグとして何だか軽ーい感じに書かれることが多い中、純粋な気持ちを描いてくれて本当にありがたく、嬉しいです。
ただね、同性愛についての記述が問題。
作中で差別について延々書いていたのに、偏見垂れ流しだとは思わないの?