ジャック・フットレル「思考機械の事件簿 1」

探偵役の「思考機械」がかっこいいです。顔じゃなくて態度が。
それにしても、昔と比べて「名探偵」に対する異様な熱が失われつつある気がします。自分自身も、そして本格界全体も。
「名探偵」という存在の揺らぎや不信、あるいは群像劇の解体ばかりが目立つ。もはや、どこか突き抜けた絶対者ではなく、単なるアイコンでしかないのか?
そんなことは許さない。