連城三紀彦「嘘は罪」(「夏の最後の薔薇」改題)

嘘は罪 (文春文庫)

嘘は罪 (文春文庫)

夏の最後の薔薇の、「文江は花束のリボンを指に絡めては解き、銀色という一つの色と戯れていた」という一文にいきなり打ちのめされた。