J・D・カー「ユダの窓」

トリックは知らず(この作品、とは知らず)読んだのですが、状況証拠からいかに可能性を潰していくか、裁判の様子などコトをどのように運ぶのかといった点が面白かったです。

カーはトリックに工夫をしている作家なのかと思っていましたが、『ユダの窓』は登場人物を最終的にどう整理したいのか?ということにも力を入れている印象を受けました。