文藝春秋社『Love Letters』

皆川博子のラブレター(ショートショート?)を読めるとのことで購入。文の隙間から滲み出ている、呪いのような思慕がたまらないです。
恋文の他に親への手紙やファンレターの体裁のものもあり、どれも言葉ひとつひとつにこめられた濃厚な愛を拾ってしまうから読み飛ばせない。
私の手紙も、こうして読まれていたらいい、と言ったら贅沢だろうか。