叙述トリックに「男と見せかけて、実は女でした」パターンが多い理由

少なくとも現代において、外見やしぐさに関しては、一般に女より男のほうが窮屈ですよね。
例えば、女性はジーンズやスタジャンを着ていても何も言われない。「ボーイッシュ」と認識されるだけだったり、「格好良い」と言われる事もある。
ところが男性はそうはいかない。
スカートやフリル満載ブラウスなんぞ着ていようものなら、即変人扱い。
「何を考えている」「男がする格好じゃない」といわれたりする(のではないか)。
しぐさだけでもそう。
そういう「振る舞い」についてのプレッシャーを受けている「男」が実は「女」へ化けることのカタルシスは相当なものだろう、というのはよく言われます。

つまり、

  1. 女性の外見や言動は、男性のそれより自由度が高い
  2. 「男」が「女」に化けるカタルシス

といった点が「男と見せかけて、実は女でした」パターンが多い理由なんだろう。
ということを、「学校へ行こう!」の女装コンテストを見て再確認した。