オンライン顔タイプ診断を受けました

顔タイプ診断について

顔タイプ診断では、顔の輪郭やパーツの特徴やバランスなどから顔のタイプを分析することで、似合うファッションのテイストや髪型などを導き出します。
(https://kaotype.jp/kaotype/より引用)

顔タイプ診断とはイメージコンサルタントの一つである
人の顔立ちやパーツの特徴、形を計測して「大人・子供」「曲線・直線」の二軸を用いたマトリックス上の位置を分析し、それぞれのタイプに合うファッションなどを提案する。各タイプの特徴については説明すると長くなるので上記webサイトをご参照いただきたい。

以前パーソナルカラー診断を受けてからイメージコンサルタントの他の理論にも興味を持っていて、この春大人として信じられないくらいの迷走をした結果、この診断を受けることにした。

経緯と選び方

その迷~メイソウ~走の内訳はこちら。
liargirl.hatenablog.com

クラブカラーのある団体スポーツのファンは陥りがちだと思う。
応援しているチームそのもののカラーが変わることは稀だが、そもそもクラブカラーと自分のパーソナルカラーの相性、限定ユニフォームでいつもと違う組み合わせをする、私のように推しが移籍した、他にも応援したいクラブが増えた等々。
アイドルグループやバンドのメンバーカラーもそう。推しが複数いると、近い色であれば着回しも効くのだが、正反対の色だった場合クローゼットは大混乱になる(レモンも増える)
ちょうど人生の曲がり角にも来ていたので、これからの自分の方向性を考えるため立て直しを図った。

イメージコンサルタントの中でも骨格診断やパーソナルデザインは「私はこのタイプなのでは?」と推測しやすかったが、顔は自分では客観視しづらい。セルフチェックをやってみても、目が寄っているか、輪郭はどの形が一番近いのか、縦幅があると言い切っていいものか自分では分からない! 
「私は藤田ニコルのタイプです」と自分で断言できる? 私はできない。
(以下例として書く芸能人については敬称略とさせていただく)


サロン選びは通常であれば「顔タイプ診断 ○○市」などで検索してメニューや料金と比較しながら絞り込むのだが、時節柄対面で直接見てもらうことは難しい(どこも休止されている)のでオンラインで受け付けている先生を探すことにした。

たいていLINEで自分の顔写真数枚を送り、カウンセリング質問に答えて診断結果を待つ、という流れのようだった。メニューによってはビデオ会議システムを使った質疑応答、アフターフォローがついていたりする。
もともと近くにサロンがなかったり、時間を取れない人向けのよう。

私はLINEをやっていないので、4月の後半にメールでのオンライン診断を始められた先生にお願いした。
初対面の人の前でとにかく緊張するので、通話・相談なしの結果お知らせのみのコースを選んだ。

予想と結果

客観視しづらいとはいえある程度絞り込みはできる。
ちょっと長いので次の太字まで飛ばしていただいて構わない。


まず私は額が狭く、だいぶ前にぱっつんをやめて以来前髪は作っていない。服装も原色やカジュアルに振り切ったものよりも落ち着いた感じが好きでよく着ている。
子供顔(クールカジュアル・フレッシュ・キュート・アクティブキュート)に似合うとされている、「子供が着ていて違和感のない」素材やデザインは文字通り子供っぽすぎる。この時点で、消去法で子供タイプ4つは外していいと思う。
強いて言うならキュートやアクティブキュートが大人の格好をしています、という服なら着られそうだが、それなら最初から大人タイプの服装でいい。

大人顔のうち、まずソフトエレガントが近いのでは? と思ったが、無地のワントーンコーデで慎ましやかにしていると特徴らしい特徴がなくなるようだった(存在感が薄くなってレジやATMで割り込まれること多数)。違う気がした。
次にクールタイプはかっちりしすぎて違うと思う、例に挙げられる芸能人も格好いいマニッシュな方が多い。エレガントの要素である目力は? 大きいとも断言できないし第一目が死んでいる。

フェミニンタイプは? クールやエレガントよりは近い気がする。私のなりたい顔No.1である井川遥もこのタイプのようだった。
ただフェミニンの人に比べると頬骨が目立つから、フェミニンの要素を含んだ何か近いタイプなのではないか、と考えた。ここまで来て再びソフトエレガントとエレガントの狭間で迷い出す。


さて、お分かりでしょう。
分かりやすいタイプの方はともかく、これだけ試行錯誤するなら、お金をかけてプロに見てもらった方が速い。興味ある方は潔くプロに計測してもらうことをおすすめする。

実際、サロンや時期にもよると思うが私がお願いしたコースでも迅速に対応いただけて、予約を受け付けてもらえてから入金、送られてきた注意事項に従って顔写真を用意、送信、トータル1週間ほどのスピード対応で結果連絡をいただいた。ありがとうございました。

結果を見ると、「大人×直線のクールで、ソフトエレガントも取り入れやすい」とあった。

……客観視、難しい。

解釈

結果が出てからが更なる探求の始まりだった。

私は自分で思っていたよりも直線が多かったようで、送った写真を見返すと確かにそれについては頷ける。ただ、先生を疑うわけではないが、クールタイプについて調べれば調べるほど「これは私なのだろうか?」という疑問が出てくる。

顔タイプの話の分かる身内に「私ってこれ(クール)だと思う?」と聞いてみたところ「こっち(ソフトエレガント)じゃない?」という返事。点数的にはクールだけど、人から見た印象はソフトエレガントの方が近い、ということだろうか。
そういえば頻繁に道を聞かれる。フレッシュとソフトエレガントのあるあるらしい。


ということでソフトエレガントっぽく見える理由を自己分析してみた。

① つり目に見えない
目そのものは少し吊り上っているが、化粧で調節していることもあってそう見えない→顔タイプ診断上の特徴と人から見た目の印象だと「そう見えない」に寄る?


② パーソナルカラーに引っ張られている
クールの例によく出てくる格好いい芸能人はウィンターとオータムの方が多いように思う。パーツに直線要素が多くても、パーソナルカラーがスプリングやサマーの、特にパステル系が得意な人だと優しい印象になるのでは?
パステル推奨でベストカラーはサマーの淡い水色と太鼓判を押されたサマースプリングの意見。

このツイート画像の大人×直線を見ても、クールの中でもサマーは特に淡く透明感のある印象に寄っているように思う。


③ 外見上の特徴よりも強い他の要素がある
顔タイプクールでも松下奈緒のように、クールのイメージによくあるパンツスーツやKATEの広告よりもずっとフェミニンな雰囲気の人もいると知ってちょっと安心した。
彼女は骨格が曲線的なウェーブで、そのように他の要素に引っ張られているケースもあるのではないか。もしかしたら外見以外の表情や雰囲気、イメージとか。


といったようにいろいろと調べながら考察していて、あるサロンのブログに行きついた。

ここが違う!マチュアベリーの顔タイプ診断オンライン

> 顔タイプクールでも 内向的で目立つことが苦手なタイプに天海祐希さんのような格好いいファッションを提案しても着ると思いますか?

内向的で目立つことが苦手な私はおおいに納得した。
答えはNoだ。後生だから何卒。地味ハロウィン・しっかりしなきゃと思って滑っている会社員になってしまう。それならどうか私を松嶋菜々子(ソフトエレガント)にしてください。この性格なら松嶋菜々子のファッション、装飾の方がしっくりくる。

好きなものと似合うものが必ずしも同じでないように、あるタイプに合うものと実際のその人に合うものもそうなのだ。

こうして「点数的にはクールだけど、人から見た印象はソフトエレガントの方が近いのだろう」ということで落ち着いた。

繰り返すが私は先生を疑ったのではなく、仰るとおりに納得する解釈が欲しかったのだ。
自分でここまで解釈するのは大変だ。これから顔タイプ診断を受けたいと思われている方は、せっかくプロの先生にお願いするなら、できるだけ質問できるコースを選ぶことをおすすめする。

まとめ

ということで、特徴を抑えつつソフトエレガントに寄せていこうという方針ができた。
きれいめ、落ち着き、上品、そこにひとさじ強さも入れていこう。好きで、似合うと言ってもらえるテイストとも一致する。
また直線要素は寒色とも相性がいいようで、これはパーソナルカラー・サマーの私のアドバンテージになると思う。

よりきちんと見せたい時やフォーマルにはクールタイプが生きると思う。


顔タイプ診断は、自分に似合うものや得意なものを知りたい、好きなテイストへ寄せる方法を知りたい、あるいはライフサイクルの変化で服装を含めた生活スタイルが変わったという方にもおすすめだと思う。
よろしければやってみてください!