連城三紀彦「花葬シリーズ」より

「藤の香」「菊の塵」「桔梗の宿」「桐の棺」「戻り川心中」を読了。


完成度は高いし、純粋に凄いとも思う。しかし、ここまで男性本位な上に、女がひたすら不幸という小説を読んで、楽しめる女性がいるんだろうか。
友達が「東野圭吾の小説を読んで感動した」と言ったときも驚いたけど、疑問に思わないのかしら。「そんな不幸でたまるかよ」って。