漫画の価値を軽視する人たちへの警句

ありえそうにないこと、馬鹿馬鹿しくてしかたないことを、俗に「漫画みたい」と言うことがあります。
しかしね皆さん、その「漫画みたい」なことが、人類史上どれだけ感動を生んだと思いますか。

「どんな奴らが来てるか知らないけど
最後がお前らで良かったと思います」
       ロックバンド・BOOWY最後のライブにて、オーディエンスへ  氷室京介

「悔しいと思ったら、また強くなれる
いつか、W杯に出られなかったことが良かったと思えるくらい、上手くなる」
            W杯メンバー落選を受けて  中村俊輔

「(FKを)よう取った。
あとはワシが決めちゃるけん」
            メキシコW杯アジア最終予選・韓国戦で  木村和司

上はすべて、マジで現実にあった発言ですよ。キャプ翼とかじゃないですよ。私だったら男泣きに泣く台詞です。
架空の世界で架空のキャラクターが起こす、架空のストーリーであるという点で小説と漫画は同次元のものです。しかし一般に(非オタの世界では)、小説に比べると漫画は価値の低いものとされています。
「漫画みたい」に感動させてくれる「小説」を何冊読んだか、その詳細なレポートを書いてみなさい。それからでなきゃ、「漫画」を批評する資格はありません。