9/22 C4@名古屋CLUB UP-SET

初C4でした!
GLAYが好きなのでTOKIさんは以前から名前は知っていて、defspiralとも接点あるからCDは少し聴いていたのだけど、
barret Caliber 4がとても良かったので一気にハマって今色々と聴いてます。

バンドにとって、何よりTOKIさんにとって大事な日だからド新規が行くの不安だったけど、初めて行ってとんでもないもん見た。
覚悟、信念を持って生きている人は格好いい。それが見たかった。



9.22 名古屋CLUB UP-SET
「-Incubated/Caliber-」

01.Incubate
02.Jayrohead
03.SHREDMACHINE
04.激情(STEALTH)
05.SPECTER
06.flarestack
07.Complainer
08.Cadenza
09.TIMEAXIS
10.Shattered Ray
11.ENIGMA
12.Shadow Stare
13.NINE BREAKER
14.Crocodile Vibration
15.REJECTER
16.MINERVA
17.UNITE
18.Pylebanker
19.Einsatz

SP1.Incubate
SP2.SPECTER


Junjiさんが気になっていたので2柵(といってもUP-SETは後方が一段高くなっているだけで柵はない)上手で見てました。舞台に出てきた瞬間、吸い寄せられるようにあれほど目を奪われたのは和也以来かな。
TOKIさんが出てきた時の耳触りの良い嘘ではなくどうしようもないくらいの真実の感想は「い、いけめん……」であった。存在感とオーラが凄くて、UP-SETのステージまでが大きく見えた気がした。


名古屋はイベントでも4、5年ぶり、ワンマンは9年ぶりだったそうです。TOKIさんが「凱旋ライブだ」って。何度も何度も煽っていたのが嬉しかった。


9割以上じゅんじさん見てました。
ステージが低いので見えるのは胸から上くらいで、楽器や手元は見えなかったけど、めちゃくちゃ格好よかった……耳から入りこんだまま頭の中、満たしていて、ってずっと思ってた。


生で聴いて一番、CDと印象が変わったのがflarestack!
意外なくらい踊れる! ベース踊れる! 頭振るじゅんじさん見てたら振りたくなった。

Laputaの麝香を聴いた時、最も衝撃的だったのがベースの休符でした。べーシストファンの方が言う「休符の使い方が好き」というのがようやく腑に落ちた。
譜面に表れるようなのもそうだし、フレージングの間のブレスが良かった。特にロゼかな、何分の一拍かのブレスが耳を掴んだのは初めてのことでした。だからじゅんじさんのベースは、たぶんそういった呼吸やリズム感、譜面にならない、奏でて初めて分かるようなところがとても好きです。
なお赤ジャケットの衣装でこの曲を歌うTOKIさんの色気は軽くR15だった←


CadenzaはAドラムが印象的でした。あれは見たかった……
アップテンポの曲では一番好きです。上手は手扇子も多かった。手扇子は捧げるものと言うけれど、気持ちを捧げるものであり、同時に捧げ続けてきた手なんだな、と。綺麗だなあと後ろから見てて思いました。
お母様をはじめ家族がいらしてたそうで、弾きながら上手側は最前から後ろまでそれはもうよく見ていました。時折睨めつけるように、時折ニカッと笑ってはフロアの手と触れ合ったり楽器を触らせたり俺後ろでよかった(ビビリ。


ENIGMA〜Shadow Stareの流れが凄く良かった!
エニグマはアルバムの詳細が発表された時から気になっていた曲で(ラテン語で"謎"の意味だから)、この曲のベースが格好よかったからC4にハマったといっても過言ではありません。で、それがJunji曲だったのでもう堕ちた。
イントロのドラムロールが明けてベースが目立つ箇所、てっきりベースの独壇場かと思っていたらむしろドラムとの合わせ方が格好よすぎて度肝を抜かれた。
「そろそろ人に背中を見せる頃でしょ?」の歌い方が好き(*´∀`)
Shadow Stareは一番ドラムが難しい曲だそう。でも(リズム隊2人セットで)音像としての重低音が全くブレないのが凄い。

確か本編中盤を過ぎてようやくベースのヘッドが見えたのですが、映像等でずっと4弦だと思っていたじゅんじさんのベースに5弦までペグがあってびびった。
安定していたから「知らなかった、多弦も弾くんだ*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。..。.:*・゜゚・* 」と思っていたのだけど、翌日のインストで
「今 回 か ら 5弦にした」と聞いてさらに驚きました。ずっと弾いていたかのように堂に入っていた……


Crocodile Vibrationの倍速ディスコみたいなベース格好良すぎた何なのあれ。
めっちゃ踊れるベース格好いい。格好いい格好いいとしか言っていないのだけど実際そう思ってたら曲終わってた。
UNITEも歌い方が好き。ボーカリストエイトビートだなあと思います。


MCでちょくちょく体のことも話していました。楽屋にTAKUROが送ってきたお菓子が待ってる話も(笑)。個人的に「カルビー最高ー!」\いえーい!/が面白かった(笑)。


今回のライブは、TOKIさんがブログで目標として書いた記事を読んでから、私もかなり身構えていました。
ただでさえバックグラウンドありきの音楽だし、CDですら受け止めきれないところがあって(だから聴いてはいたけど深入りできなかった)、そんなところに自分が行っていいのか、と。


最後のEinsatz前のMCは、TOKIさんが「ここでしか話さない、ブログやTwitterにも書かない」と言ったので私も書きません。

「これだけ活字が溢れかえっていて」って言ったときにも、ちょっと考えてしまった。言葉で好きになった人、書き言葉が好きな人、話す言葉や声が好きな人、たくさんいるけど、それが好きであればあるほど、直接会って聴くことはすごく大事なことだと思いました。


覚悟と信念を持って何かに臨む人に逢いに行くこと、その人の前にいる"こと"の意味を、強く強く実感しました。もうなんか生きてて良かった……TOKIさんがこの2日間でやりたかったこと、人生そのもの、そのうち1990年以降の二十数年間は自分の年齢とほぼ変わらないのだけど、それを考えたらこっちこそ生まれてきて良かったと思った。目の前のことに誠実でいられるように生きていたいと思った。
ステージを降りたバンドマンと音楽はイコールではないけど、そのステージのために覚悟と責任感をもって生きているなら格好いい。私はそれが見たい。
敬意と愛をこめて拍手を。



アンコールはIncubateが最高でした!
顔をあげたらじゅんじさんがベースを立てて、ネックにキスしていたのが眩しくて眩しくて。
二回目のSPECTERの熱気も良かった! 最後にTOKIさんが来ていた赤ジャケットをフロアに投げて終演。
この人に会いに行って良かったなあと思いました。


終演直後、「写真撮ろう」とシャッター切るジェスチャーをするじゅんじさん可愛かった。
TOKIさんにもしっかり惚れて帰ることとなりました。
ライブでEinsatzを聴いてから、それまで受け止めきれなかった歌詞も素直に聴けるようになりました。barret Caliber 4で好きになって良かったです。