2007-01-01から1年間の記事一覧

綾辻行人「時計館の殺人」

時計館の殺人 (講談社文庫)作者: 綾辻行人,皆川博子出版社/メーカー: 講談社発売日: 1995/06/07メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 89回この商品を含むブログ (101件) を見るでんぐりがえった! すごかった! 偽装といってもそこまでやるか!

北森鴻「共犯マジック」

共犯マジック作者: 北森鴻出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2001/07メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (8件) を見るある本を巡って次々起こる事件……これだけで食いつきますよ。 怪しいだけに、かえって興味が湧くんですよねー。 なるほど…

二階堂黎人「バラ迷宮」

バラ迷宮―二階堂蘭子推理集 (講談社ノベルス)作者: 二階堂黎人出版社/メーカー: 講談社発売日: 1997/01メディア: 新書 クリック: 5回この商品を含むブログ (12件) を見る半数くらいは既にコミカライズで読んでいたので、その復習のような感じ。 私が読んだの…

貫井徳郎「慟哭」

慟哭 (創元推理文庫)作者: 貫井徳郎出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1999/03/17メディア: 文庫購入: 27人 クリック: 1,512回この商品を含むブログ (218件) を見る偶然だけど、メタが並んでしまった。 「慟哭」は、今読むとちょっと弱く思えてしまいます…

ドラマ「ガリレオ」第七話 (原作:東野圭吾)

湯川の「名探偵の哀しみ」がようやく分かった! いや、もっと早く分かっても良かったのに。私としたことが。 多分ですけど、湯川は小さい頃から、どうにもならない現実を嫌になるほど見てきたんですよ。それで、何もかもが完璧な、美しく正しい形で存在して…

伊坂幸太郎「ラッシュライフ」

ラッシュライフ (新潮文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/04/01メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 133回この商品を含むブログ (805件) を見る長編読みたくなったので。前から評判になっていたのは知ったいたのもあり、手に取りまし…

加納朋子「魔法飛行」

魔法飛行 (創元推理文庫)作者: 加納朋子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2000/02/18メディア: 文庫 クリック: 23回この商品を含むブログ (107件) を見るちょっと気分がちがうのかも知れない。ガチガチの本格が読みたいのかも知れない。 連作の伏線は良か…

全然読めない……

展開じゃありません。本を、です。 ここのところ忙しくて、なかなか本が読めない状態だったんですよ。 でも、それも今日で終わりです。寂しい反面、これで自由だーとは言いませんが、これで自由に本読む時間ができます。 さあ、読みかけの本にとりかかりまし…

ドラマ「ガリレオ」第六話 (原作:東野圭吾)

だんだん真剣に見なくなってきたような気がする。 今回はトリックよりも人間関係が主役ですね。第三話、四話のクオリティはどこへ行った……

西澤保彦「人格転移の殺人」

人格転移の殺人 (講談社文庫)作者: 西澤保彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2000/02/15メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 37回この商品を含むブログ (53件) を見るまさかと思ったらそれが正解だった、というパターンでしたが、ロジックの強度に納得。

読みたい

法月 読みたい 二階堂 読みたい こんな状況で、ああ、最寄りの図書館が特別整理中で休みです。 学校の図書館はこの二人の本がほとんどないんですよ。さすが女子高、御手洗シリーズなんかズラッとあるのに。 さあ、何読んで糊口をしのごうか。

太田忠司「巴里人形の謎」

巴里人形の謎 (ノン・ノベル)作者: 太田忠司出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 1996/03メディア: 新書この商品を含むブログ (3件) を見る兄妹萌えは今回ほぼ無し。志郎個人にスポットをあてて、千鶴はほとんどアウェーですね。 なんかもっと、人形が宙を飛ぶよ…

二階堂黎人「聖アウスラ修道院の惨劇」

聖アウスラ修道院の惨劇 (講談社文庫)作者: 二階堂黎人出版社/メーカー: 講談社発売日: 1996/11メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (12件) を見る良かった! 暗号解読のあたりから面白くなって、そこからは一気読み。蘭子シリーズはずっとこ…

ドラマ「ガリレオ」第5話 (原作:東野圭吾)

今回あんまり言及することないかも。 トリックは良かったけど、シナリオがもうちょっと生かせればなぁ。 まあ、トリック先行だから仕方ないか?

アニメ「金田一少年の事件簿 オペラ座館最後の殺人」(原作:天城征丸)

詰めこんだせいか、かなりぎゅーぎゅーしてましたね。 なのに真相が明らかになってから、犯人が動機を語り、自暴自棄になり、自殺未遂起こして金田一が慰めて、10分以上ってどうなんだ! 動機を語るなら30秒が限界なんだぞ!ただ、単にアニメ作品として見る…

鯨統一郎「ハッとしてトリック!」

ハッとしてトリック! (C・NOVELS)作者: 鯨統一郎出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2004/04/25メディア: 新書 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見るミステリ書く気ないぜ、この人!いや、「浦島太郎の真相」以来鯨統一郎は素直に読めなくなっ…

太田忠司「ミステリなふたり」

ミステリなふたり作者: 太田忠司出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2001/03メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見る景子さんの奔放ぶりが面白い。 ミステリ的にも器用な技が利いていて、特に「ミステリなふたり〜Happy Lucky Mix〜」…

西澤保彦「複製症候群」

複製症候群 (講談社ノベルス)作者: 西澤保彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 1997/07メディア: 新書この商品を含むブログ (9件) を見るあらすじ見ただけの時点では「高校生が学校に閉じ込められて、校舎の壁が複製仕様で……」だと思った。だって館が好きなん…

ドラマ「ガリレオ」第4話 (原作:東野圭吾)

今回は「探偵・湯川学」そのものにスポットをあてたようです。 ただ頭がよく才能があるだけの科学者と、常人には辿りつけない域にいながら、それを律することが出来る湯川。 湯川がどれほどの自制心をもって研究にあたっているのか(=生きているのか)を思…

綾辻行人「霧越邸殺人事件」

霧越邸殺人事件 (新潮文庫)作者: 綾辻行人出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1995/01/30メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 89回この商品を含むブログ (68件) を見るはあ、なんかお腹いっぱいです。 書評で「本格ミステリに揺さぶりを与えている」とも言われま…

綾辻行人「霧越邸殺人事件」を読み始めました

綾辻はもっと読みやすい文章書けるんですけど、今回はわざとカタい感じにするため漢字を多く使ったりと、ちょっと文章のハードル上げてますね。それともこれは伏線なのか? 続きがなかなか進まない……

ドラマ「ガリレオ」第三話 (原作:東野圭吾)

トリックは何か聞いたことのある感じでしたけど、ひとひねりのセメントが利いてましたね。 で、これが物語上のドラマも効果的に演出していましたし、何より今回の事件によって主人公は「湯川が見ているものは、刑事として(あるいは事件に関わる人間として)…

西澤保彦「黒の貴婦人」

黒の貴婦人作者: 西澤保彦出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2003/11メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (26件) を見る今回はキャラクターに重きを置いたのでしょうか? もちろんミステリとしても軽いながらにイケるんですけど。 初めてタカ…

提案

西澤保彦「匠千暁シリーズ」、ボンちゃんの実写キャスト候補として、TOKIOの松岡昌宏を挙げたい。あの兄貴肌とタフさを買う。 ただ、童顔だからな、あの人……

りら荘ゲット!

・鮎川哲也「りら荘事件」りら荘事件 (講談社文庫)作者: 鮎川哲也出版社/メーカー: 講談社発売日: 1992/03メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (17件) を見る・深見真「パズルアウト」パズルアウト (富士見ミステリー文庫)作者: 深見…

横山秀夫「第三の時効」

第三の時効 (集英社文庫)作者: 横山秀夫出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/03/17メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 108回この商品を含むブログ (173件) を見る警察ものは綾辻行人「殺人方程式」くらいしか読んでいないので、表題作「第三の時効」のよう…

加納朋子「月曜日の水玉模様」

月曜日の水玉模様作者: 加納朋子出版社/メーカー: 集英社発売日: 1998/09/25メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (13件) を見る相変わらずの粒ぞろい。ソフトボールのエピソードも良かった。

有栖川有栖×鈴木有布子「孤島パズル」連載予告編(「コミックBLADE avarus」より)

COMIC BLADE avarus (コミックブレイド アヴァルス) 2007年 11月号 [雑誌]出版社/メーカー: マッグガーデン発売日: 2007/10/15メディア: 雑誌 クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見るマリアの髪が思ったより短い……いや、私の好みだともうちょっと長…

有栖川有栖「女王国の城」

女王国の城 (創元クライム・クラブ)作者: 有栖川有栖出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2007/09メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 60回この商品を含むブログ (247件) を見るありがとう、ありがとう15年。 思ってもいなかった論理を捻り出し、そこからの…

ドラマ「ガリレオ」第二回 (原作:東野圭吾)

今回はイマイチかもしれない。本当にトリックの解明だけで終わった。 トリックの解明→犯人の心理という二段構えを採った第一回の方が成功していました。 しかし、かたくなに「刑事」であろうとする主人公が、「湯川になら刑事よりも確かに人を助けることが出…